VOLKS 1/100 オージェ・アルスキュル 塗装編2.5

ホワイトの塗装が終わったので次は、ダークパープルのスネとモモのパーツを塗装したいと思います。箱絵のようなほぼブラックのようなパープルではちょっと面白みがないかなと思い、少し考察していました。今後の参考になればと記事にしてみました。

スネのパーツ パッと
見はブラックですよね

画像の2色を使ってダークパープルを再現しようと思いました。純色バイオレットは下地の影響をモロに受けてブラックの下地では全く発色しません。パールカラーのアメジストパープルは光が当たらないと下地の色しか分かりません。💦

こちらも試してみました。若干隠ぺい力があるのですが、パープルというよりはブルーに近い印象です。

偏光塗料なので角度を変えると色調が変化します。ですが思っていた雰囲気とは違うので今回は純色バイオレットを使ってダークパープルを再現したいと当初は思っていました。

まず考えたのが、隠ぺい力のない純色バイオレットの下地をグレー系にして気持ち程度発色させて、ダークトーンにしてみようと思いました。

下地にはガイア ニュートラルグレーⅤ を使用してみました。

こちらもサフレスでなるべく艶が出るようにこころがけて塗装しました。

…純色バイオレットも吹き付けてみました。画像では真っ黒ですね。いくらダークパープルだっていってもダークすぎました。😅

上から何か明るい色を吹くか…どうしようか考えていたら

試しに、アメジストパープルを吹き付けてみました。キレイに発色しました。光が当たっていないところは、ダークパープル、光が当たるとメタリックパープル。すごくいい色になりました。

実はスプーンでたまたま実験していたら発見したものでした。スプーンは下地にニュートラルグレーⅤを吹き付けて、純色バイオレット、アメジストパープルを吹き付けた実際のパーツと同様に塗装しています。となりのカラーサンプルはアメジストパープルのみを吹き付けて、下地がよく見える角度で撮影したものです。くらべると下地に純色バイオレットが入るとパープルがキレイに発色しているようです。今回はやりませんがパール系の塗料も一度しっかり考察したほうがいいかなと思いました。下地の色、明暗、ツヤなどを色々変えたりしていつか実験してみたいと思います。👍

今回は、一部パーツの色をどうしようか悩んでいたときに、たまたま気に入った色が出たので少し記事にしてみました。塗装作業していると、思ってたんと違うということもありますが、今回のように思ってたよりいいと思うこともたまにあります。(ほとんど思ってたんと違うほうですが…)こういう発見だったり、成功体験だったりが模型製作を続けるモチベーションになったりします。

今後もちょっとした発見だったり、気付きがあれば記事にしておこうかなと思っております。今回は、ここまで

ありがとうございます。