筆塗りって楽しい!

2020年11月19日

ハンドスケール スティレット 轟雷

今までは、エアブラシを使った模型製作をメインにお話をしてきましたが、私のブログは主に初心者の方から、さらにその先へ進みたいと考えている方の参考になればいいなという思いでブログを書いています

ですので、エアブラシの導入はちょっと厳しいなと思っている方も多数みえると思います

実際私もエアブラシ導入まで随分時間がかかりましたし、ガンプラ制作にあたっては部分塗装でいいやと思っていました(それだけ、ガンプラの色分けがすごいということです💦)

ということで、今回は、筆塗りについて自分なりの考えなどを紹介したいと思います


筆塗りするにあたって

模型製作で完成度を上げるためには、やはり、塗装は避けて通ることはできないでしょう

そんな中、気軽に塗装を楽しむ、始めるのにも筆塗りは敷居も低いのでまずは、ここからという方も多いと思います

私もエアブラシを使う前はもちろん、エアブラシを導入してからも筆塗りは結構しております

最近では、筆塗りを楽しむためのキットや、専用の塗料もたくさん販売されています

塗料の種類がかなりたくさんあるので、実際筆塗りをはじめるにしてもどの塗料を選べばいいのかわからないと思っている方もいると思います

上の画像は、私が基本的に筆塗りで使用している塗料です

奥の塗料は、ご存じの方も多いと思いますが、タミヤのエナメル塗料です

手前が、ここ数年話題のシタデルカラーですね…塗料の種類としてはアクリル系になるのかな?

エナメル塗料は、エアブラシでラッカー塗料を使用した上に、足りない色を筆塗りでちょこっと塗る、みたいな使い方が多い塗料です

タミヤエナメル塗料

シタデルカラーは、スケールモデルの人間だったり、一番上の画像にあるように基本素組の模型の部分塗装に使用しております

ただし、上記の使い方は私がこういう使い方をメインにしているというだけですので、中にはエナメル塗料で全部筆塗りするかたも見えると思いますし、シタデルカラーでエアブラシから筆塗りまでする方もみえると思いますので、あくまで参考までにということが前提です

今回は、筆塗りを主軸にお話をしていきたいので、後者の塗装方法を紹介していきたいと思います


おススメの筆塗り

上の画像は、コトブキヤ ヘキサギア ガバナーのシリーズです

2体とも色が足りないと思ったところや、グラデーションをかけたいなと思うところをシタデルカラーにて筆塗りをしました

なので基本、パチ組、素組(違いが分からん…)の状態のものに直接塗っています

使う塗料に関しては、エナメル塗料でもいいですし、なんならラッカー塗料を筆塗りしてもかまわないと思いますが、今回はシタデルカラーでの筆塗りをおススメします

私が使用しているシタデルカラーですが、ベース、シェイド、レイヤー、ドライを使っているのですが、もちろん初めて見た、聞いた人では何のことかわからないと思います

ざっくり説明すると、画像の左から順番に重ね塗りをしていくと自然とグラデーション塗装が楽しめるといったものです

現在のシタデルカラーの主流は、コントラストを主軸で塗装をしているようですが、私はまだコントラストには手を出していません💦

シタデルカラーのすごいのは、隠ぺい力が非常に強いということです

なので、成形色を無視して筆塗りで塗装ができるのです(何気にすごいことです)

ベレー帽のキットと全く同じものを色変え塗装

もともとの成形色はグリーン系の上にサフなしで、直接シタデルカラーで筆塗りをしました

詳しい塗り方などは、プロペインターの方が動画をあげたりしていますので、そちらを参考にしていただいたほうが私が説明するよりわかりやすいと思います


シタデルカラーをおススメする理由

まず、シタデルカラーをおススメする理由としは、臭いがほぼしないということがおススメの理由ですね

プラモデルを作る環境がしっかりあるような人(自分の部屋、塗装ブースなど)は、気にならいことですが、家族がいるリビングで制作している方などは、とくにおススメです

エナメルや、ラッカーはかなり臭いが強いので、しっかり換気ができる環境じゃないと使用するのはむずかしいと思います💦

エアブラシを導入する前は、素組、スミ入れ、部分塗装で模型製作をしていましいたが、その時は、ラッカー塗料で筆塗り部分塗装をしていましたが、やはり臭いはずっと気になっていました😥

次に、水で塗料を伸ばせるので取り扱いが簡単です

他の塗料は専用の溶剤が必要ですので、塗料の他に塗料を伸ばすのに溶剤を買わなくてはいけませんし、筆を洗うのにも溶剤を使います(シタデルは、水洗いできます)

あとは、結構重要なことですが、プラを侵食しないということですね

私はあまり経験がないのですが、エナメルやラッカー塗料は少し気を付けないとプラが割れるようです

シタデルは水性塗料なので、プラに悪さをしないということでしょうかね😀

とにかくシタデルカラーは、これから塗装にも挑戦したいけど、エアブラシまではちょっとという方に特におススメだと思います(あくまで私の考えです)

メリットばかりではないのも事実で、塗料1つがエナメルやラッカーに比べて単価が高いということもありますし、取り扱いの模型店も限られているということもあります

後者に関しては、ネットで購入するれば問題ないと思います

まずは、ベースのシリーズを買って使ってみて気に入ったりさらに筆塗りでのステップアップを目指すのであれば、シェイド、レイヤー、ドライ、さらには、コントラストのシリーズを買い足してもいいと思います

画像のキットはすべて素組したのち気になるところだけシタデルカラーにて筆塗りしてます


最後に

今回は、ブログ初心者のくせに文字多めで読みにくいこともあると思いますが、素組、パチ組からさらに一歩踏み出すための道しるべになればと思い、少し文字多めでお届けしました

部分塗装で、設定通りの配色が再現できるだけで、完成度に大きな差が出るのでまだ塗装に挑戦したことがないという方は、是非シタデルカラーでの筆塗り部分塗装やってみてください‼️

それでは、ありがとうございました