VOLKS 1/100 オージェ・アルスキュル 完成編

塗装は一部失敗しましたが、組み立てはトラブルなくできましたので今回は完成編となります。

まずはバインダーなしの状態からです。塗り分けなどにかなり時間を使いましたが、完成してしまうとあまりわかりません。😅

アップで
ブラックライトを当てると

目の部分と額のブルーグリーンの部分を蛍光塗料で塗装したので、ブラックライトに反応します。

ホワイトの装甲部分にクレオス ターコイズグリーンを使用しているので光の当たり具合でグリーンに光ります。

あまり吹き付けすぎると若干赤みが出るのでフワッと吹き付けるイメージで塗装してみました。

少し斜に構えて

のぞき込みでもしなければ塗り分けた装甲裏などは見えませんが、達成感はひとしおです。

真横から

手甲のシルバーのパーツがこの角度だとなんとなくグラデーションがかかってるように見えます。シルバーのパーツ全体的にこんな感じに塗装したつもりだったのですが、画像だとわかりにくいですね。

背面から

肩口からはえているシッポのスタビライザーは画像の長いバージョンと短いバージョンの選択式でした。せっかくなので長い方にしました。

寄りで

こうして見ると白いパーツ部分のグラデ塗装は全く確認できません…。こんなことになるなら最初っからベタ塗りしておけばよかったと、若干の後悔です。

肩の赤い塗り分けのパーツがはめ込むときに硬いので破損や塗装のハゲなどに注意が必要です。

脚部背面

ふくらはぎのパーツはモデルカステン ステルスグレーで塗装して吹きっぱなしにしています。画像ではグレー感が強いですが肉眼ではかなりブラック寄りのガンメタのような色合いで少し特殊な雰囲気の塗料でした。

実剣を

腕のみ若干可動しますので手首パーツを差し替えて、実剣を装備してみました。

寄りで

実剣はほぼ日本刀なので塗装で刃紋を表現できないかと思い挑戦してみました。画像の面はなんとなく表現できたかなという印象ですが、反対側は消えてしまいました…。💦

俯瞰で

バインダーを装備させますが画像の左肩のように装甲パーツを動かします。なので画像の2パーツを接着してしまうとバインダーが装着できなくなってしまうので要注意です。

神々しいというか荘厳なというかそんな言葉がピッタリの雰囲気ではないでしょうか?まさに王のためのモーターヘッドですね。

持ち替えて

ビームサーベルも塗装しておいたので一応…。

下から

見上げるような画角でもいいんじゃないでしょうか。

横から

意外と薄いんです。

うしろから

バインダーは前後同じデザインです。全体を収めようとするとかなり引かないと全体が撮影できないですね。

少し下から
気に入っている玉部分に寄ってみて

特徴的なバインダーに収まっている宝石のような赤い玉のパーツですが、こちらのパーツは割と狙い通りにグラデーションのキャンディ塗装になりました。球体のパーツは比較的ツヤを出したり塗装したりが簡単なので、目立つパーツ部分にはありがたいです。

仮組みの塗装前です

かなり時間がかかってしまいましたがなんとか完成させることができました。実際組み立てや塗装で難しいと感じた部分はありませんでしたが、手間がかかるという印象です。複雑な配色の部分が1パーツになっていたりするのでどうしてもマスキングして塗り分ける必要があります。しかし、塗り分けのガイドになる境界のディテールが甘かったりするのでマスキング作業をしやすくするために、ディテールを掘り直す必要があります。(この作業をしなくても塗り分けはできると思いますが、ディテールにメリハリもつくのでやっておくと仕上がりにも影響すると思います。)

塗装も塗り分け工程や何層にも塗り重ねたりという工程が多々あったのでどうしても乾燥に時間を取られてしまいます。乾燥ブースみたいなものを使ったり、塗装の順序などをしっかり考慮して作業をしないと収拾がつかなくなってしまうでしょう。

手応えのあるキットが製作したいという方や、塗り分けやちょっとした工作の手間を楽しめる方には非常におすすめなキットだと思いました。逆にファイブスター物語が好きで手軽にオージェの立体物が欲しいというかたには若干敷居が高いのではないでしょうか。

キット自体も安いものではないので、せめて筆塗りで足りない色を部分塗装するくらいの手がかけられると愛着も湧くものだと思いますので、購入を検討されている方は多少の塗装作業も視野にいれて購入されるといいのではないでしょうか。

個人的にはグラデーション塗装をしようと思っていたのにうまくいかなかったのが非常に残念で、心残りな部分です。白の装甲パーツを段階的に彩度を上げながらツヤを出すという手法をとってみましたが、一切うまくいきませんでした。😭ドボンしてやり直す方法もありますが心が折れそうだったのでそのまま強行して製作を進めることにしました。ツヤを出しながらのグラデーション塗装はかなり練習が必要そうなので少し考察してみたいと思います。

色々と楽しめるキットであることには間違いないかなと思いますので、プラモ製作を楽しみたいという方は一度手に取ってみることをお勧めします。

今回は、ここまで

ありがとうございます。