エアブラシ塗装でカーボンは再現できるのか?
結論から言ってしまえば、手軽に再現することは現在の私の塗装技術では、ほぼ不可能であると言ってもいいでしょう。😭
youtubeなどでは、カーボン調塗装でカーモデルを製作されている方々が、動画をあげていましたので、私もどうしても挑戦してみたくなってしまい、今回は、カーボン塗装について少し考察してみましたのでブログの記事にしました。🤔
画像の2台は、カーボン調デカールにてカーボンを再現して製作した2台です。水転写デカールを使用してカーボンを再現しています。画像奥のインプレッサはボンネットのみを汎用のカーボンデカールを貼りましたが、ボンネット中央にエアインテークがあり、貼り付けは非常に困難です。手前のBRZは専用にカットされたカーボンデカールセットを使用して貼り付けていますが、ルーフ部分は凹凸が大きいので、なかなか馴染まず貼り付けにかなり時間がかかりました。😨
スポーツカーなどは随所にカーボンを使用したモデルが多い昨今ですので、カーモデルを製作していると、このカーボンが一つの壁になるような気がします。タミヤのキットでもカーボンの部分は、セミグロスブラックで塗装するよう指示されていたりするものもあり、キット本体にはデカールなども付属しないこともあります。
上の2台のようにデカールで再現するのが一番キレイに仕上がる方法のような気がしますが、ボンネットやルーフに貼り付けるだけでかなり苦戦をしましたので、さらに複雑な形状の物への貼り付けは更なる困難を強いることになりそうです。(プロモデラーの方などで、デカールなんて楽勝という方は、デカールのほうが間違いないのでしょうが、私のような素人では、デカールが何枚あっても足りません…。)
ということで、このカーボン柄が塗装で再現できればかなりの時間短縮になると思いますし、入り組んだ場所へのアプローチもしやすくなるのではと思ましたので、テストピースを使用して試してみようと思います。👍
まずは、目指すところが分からないと塗装のしようがないので、カーボン調デカール2種をスプーンに貼り付けました。よく見るとわかりますが、スプーンのような球体状のものに貼り付けるのはやはり、難易度が高くどうしてもスミのほうにしわがついてしまいます。😭
トップコートにクリアを吹いた状態ですが、最終目指すところはここですが、タミヤのカーボン調デカールを使用したのですが、カーボンの凹凸まで再現されているので、クリアを吹いても少し凸凹しています。
さすがに塗装でここまでの再現は難しいので、模様とぱっと見の印象がどこまで近づけるかに着地点をもっていきたいと思います。
さっそく塗装をしていきますが、基本的にyoutubeなどで見たものを参考に塗装していきす。下地にブラックサフを吹きました。
よく紹介されている塗装方法は、ブラック下地にカーボン柄が出るように網戸や、ストッキングなどを上にのせてメタリック色をエアブラシで塗装してカーボンを再現する方法が多いようです。
そこで素朴な疑問がありまして、メタリックとブラックを逆に塗装したらどうなるのかすごく気になったので、メタリックを下地にしたバージョンも試してみました。
ということで、メタリック下地はこちらの2色をベースにしたいと思います。
ビンが汚いですが画像の2色を下地と上塗り両方に使用していきたいと思います。
まずは、網戸のネットを使用したものを試していきますが、画像はブラックを下地にして網戸ネットを使用してメタリックを吹き付けたものです。
…カーボン?
そしてこちらが、メタリックを下地にして網戸ネットを使用して、ブラックを吹き付けたものです。
…カーボン?
どちらも網戸を使用したことを自分で見ているので、カーボンにはとても見えません…。😨
クリアを吹くと大分落ち着くとyoutubeでもやっていたので、とりあえずクリアを吹いてみようと思います。
つやありの網戸柄になっただけでした…。💦
ぶっちゃけ網戸ネットは私にはカーボン柄には見えませんでしたし、ネット自体にコシがあってネット自体の扱いが難しいので、細かな部品に塗装するのは難しいかなと感じました。
気を取り直して、次はストッキングを使用したカーボン柄塗装に挑戦しようと思います。
塗装方法は網戸ネットと同様に、ブラック下地にはメタリックで上塗り、メタリック下地にはブラックで上塗りをしていきます。
まずはブラック下地からですが、左からゴールド、シルバー、シルバーで塗装しておりますが、一番右のシルバーは、ストッキングの目の細かいものを使用してみました。左と真ん中は、少し目の詰まったストッキングを使用しました。
まだクリアを吹く前ですが、網戸よりは大分マシといった印象ですかね。😤
次はメタリック下地ですが、左と真ん中はゴールドの下地、右はシルバー下地です。…が、真ん中はブラックの塗料が乾く前にストッキングを動かしてしまい、完全に失敗です。😥
エア圧だったり、塗料のコントロールが結構シビアだと感じました。
左はブラックを薄く吹きすぎて、なんとなくアサリに見えます…。😱
どちらのパターンもクリアを吹いた状態ですが、ブラック下地がいい感じかなと思いました。
動画などで、ブラック下地の塗装方法ばかりだった理由がなんとなくわかりました。明らかにブラック下地で塗装したほうが、網戸を使用してもストッキングを使用しても仕上がりがいい感じになると思いました。😃
仕上がりのよさそうなものをカーボンデカールを貼ったものと比べてみました。
ブラック下地にストッキングの目の詰まったものを使用した、ゴールドとシルバー吹き付けの2種ですが、この2種がカーボンデカールの目の大きいバージョンに近いかなといった印象です。
ちょっと画像が暗くなってしまいましたが、カーボンデカールの目の細かいバージョンに近いのは、ブラック下地にストッキングの目の細かいものを使用したシルバー塗装が近く感じました。
最初にも書きましたが私の塗装技術では、カーボンデカールを使用したものに比べるとカーボンっぽさがどうしても再現しきれない気がします。
エアブラシのエア圧だったり、塗料をどこまで乗せればいいのかまだ感じがつかめていないのが大きな要因にもなっていると思うので、もう少し練習が必要ですね。
塗料に関しても今回は、メタリックのゴールドとシルバーのみを試してみましたが、メタリック以外を使用しても面白いかなと思いました。
ということでカーボン調塗装について考察してみましたが、個人的にはカーボンというにはちょっと違うかなという印象でした。これをカーモデルに塗装してみたら案外いいと思うのかもしれませんので、近いうちにカーモデルなどに塗装してみようと思います。
今回は、ここまで
ありがとうございます。
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コメント一覧
This is a great tip particularly to those fresh to the blogosphere.
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