ゆるキャン▲海洋堂 ARTPLA 大垣千明 編

前回の志摩リンまではお手軽に仕上げようと思い、おおまかにエアブラシで塗装をしてからポスカペンで部分塗装をしていきました。しかし、ポスカ塗装があまりうまくできなかったので今回からはいつも通りシタデルカラーを使って部分塗装をしていきたいと思います。仕上がりクオリティに統一感がなくなってしまいますが、やはりきれいに作りたい欲求が勝ってしまったので少し手間ですがしっかり筆塗りしていきたいと思います。

まずは、ランナーから見てみましょう。

▲大垣千明を構成するランナー
▲固有の付属品
▲共通の付属品

ランナーの構成はこれまでと同様で、大垣千明本体に固有の付属品プラス共通の付属品という構成になっています。

▲デカールとフェイスパーツ
▲取説
▲取説反対側

こちらのキットは基本的に合わせ目消しとパーティングラインの処理が必要ですので、仮組みをしてから処理をしていきます。合わせ目消しには後ハメ加工が必要ですが、なでしこや志摩リンと同様に接続ピンの引っかかりをカットすれば簡単に後ハメ加工ができます。作業の内容は一緒なので塗装まで一気に。

▲エアブラシで塗装
▲小物類もエアブラシで

今回は針金を使って塗装しやすいように加工してみました。0.5mmのピンバイスで穴を軽く開けて、0.45mmの針金に瞬着を少しつけて差し込んで固定しました。飾るときに底面になる目立たない部分に差し込んでいます。少し手間ですが塗装はしやすくなりました。

▲とりあえず仮組み

エアブラシの塗装でここまで塗り分けました。服やタイツ、ブーツはグラデ塗装にしました。手のグリーンはマスキングゾルが残っているだけです。

▲うしろからも

小さなキットなのでグラデ塗装もよく見ないとわからないレベルだと思います。エアブラシで塗装が終わったら、はみ出た部分の修正をしたり細かな部分をシタデルカラーで筆塗りしてデカールを貼ったら完成です。

▲完成!

あまり変わっていないように見えますが筆塗りで足りない部分などを塗装しています。

▲うしろから
▲正面からも

エアブラシで塗装する箇所を増やしてグラデ塗装にしたのと、部分塗装をシタデルカラーを使って筆塗りにしたので前回までのなでしこ、志摩リンよりも完成度が上がりました。統一感はなくなりましたが…。💦

▲小物類

木製のボウルなどにスミ入れペンで木目風のものを手書きしてみましたが、しないほうが良かったです…。😭

▲すべて並べて

荷物類はそのままでは固定できないので、瞬着で固定してしまいました。共通の付属品のマグカップは今回も持ち手をくり抜いておきました。

ということで一部製作過程をアップグレードして今回は完成しました。当然ですがクオリティが少し上がりました。お手軽に製作して雰囲気だけ楽しもうと思っていましたが、満足のいくものに仕上がらないということもあって少し手の込んだ塗装になってしまいました。エアブラシ塗装は塗料を少ししか使わないですが、色をたくさん使うのでうがい掃除がめちゃくちゃ大変でした。おかげで1/24スケールの割にはいい意味でスケール感のわからないものになりました。

次回は、ラストの犬山あおい編ですがどうやら一番塗り分けが大変みたいなので、気合を入れて挑みたいと思います。

今回は、ここまで

ありがとうございます。