エアブラシのオーバーホール

みなさんこんにちは

今回は、エアブラシのオーバーホールについてです。というか、エアブラシがオーバーホールできるって知ってました?私は最近まで知らなくて、調子が悪くなってきたなと思っていたエアブラシをだましだまし使っていました。なんとかタイミングを見計らってオーバーホールに出したいなと思っていましたが、ようやくいいタイミングがあったのでオーバーホールに出して帰ってきたので記事にしていこうと思います。

▲動画でも見れます

ちなみに私はクレオスのエアブラシ、PS-289 0.3mmというエアブラシをオーバーホールに出しましたが、直接メーカーに送ってオーバーホールしてもらっているので今回はクレオスのエアブラシに限ったお話であるということになります。

そもそもエアブラシの何がどういうふうに調子が悪かったのかですが、上の画像が2本とも私がメインで使っているエアブラシです。どちらもクレオスのエアブラシで、ダブルアクションと呼ばれるタイプのものです。ダブルアクションのエアブラシは、レバーを押すとエアだけが出て押したまま引くと塗料が出るという仕組みです。私のエアブラシは押したときのエアの吐出量は調整できませんが、引いたときの塗料の吐出量は調整できます。(大体のダブルアクションはこのタイプだと思う…。)ざっくりいうとこの塗料の吐出量を調整することで、いわゆる細吹きだったりグラデーション塗装の調整をしています。(他にも要因はありますが、ここではざっくりと)ですが、私の調子の悪くなったエアブラシ(画像の上側PS-289)は塗料の吐出量を調整して細吹きをしようとレバーを軽く引いても塗料が吐出されずさらに引き込むと、唐突に塗料がドバっと出るという状態でした。要は細吹きができない状態でした。

画像の下側のエアブラシPS-270 0.2mmがあるのでなんとかなりましたが、細吹き〜ボカシという感じに吐出量を変化させながら塗装するのに広い面が塗れる0.3mmがある方が便利なので今回オーバーホールに出した次第でございます。

前置きが長くなりましたが帰ってきたエアブラシです。

代金はこんな感じで、別に交換したパーツなどが書かれた書面も付属。交換したパーツはニードルのみでした。他に洗浄、調整もしましたということが書かれていました。代金についてですが、基本料金が¥3,500だそうで越えた分は別途料金が発生します。その他にも注意事項がたくさんあります。クレオスのエアブラシであっても修理、オーバーホールを受け付けていないものやメッキ剥がれの再加工などができなかったりと、オーバーホールを検討される場合はクレオスのホームページをよく確認してください。

肝心のオーバーホールが終わるとどうなったのか気になるところですが、試し吹きをした用紙も同梱されておりました。↑これだけきれいに吹ければ問題なし…というか試し吹きした人がうますぎる。これだけ均一の太さで細吹きできたら塗装も楽しいだろうな…。

ホントに細吹きできるようになったのか自分でも試し吹き。確かに細吹きできるようになりましたが、下手すぎる…(泣)

ということで、今回はエアブラシのオーバーホールについてでした。私は、クレオスのエアブラシがメインで2本とサフやメタリック用に購入した安物の0.3mmのエアブラシしか持っていないので他メーカーのことは調べていませんが、ある程度有名なメーカーのものであれば同様のサービスがあるかもしれません。もし使用中のエアブラシの調子が悪くなってきたなと思ったら買い替える前に一度オーバーホールを検討してみてもいいのかもしれませんね。その際はよく注意事項を確認してください。

今回は、ここまで

ありがとうございます。

▲試し吹きの様子なども見れます