忍野八海 全てまわってみた Oshino Hakkai

みなさんこんにちは。10月からは急に秋めいてきました。涼しくなってきたこともあり外出もしやすくなりました。そんな中、我が家では毎年恒例で山梨県に旅行も兼ねてでかけました。毎年山梨県に行くのは私の母が山梨県出身でばあちゃんのお墓があるので、お墓参りのついでに観光しているのです。妻と結婚して10年以上、山梨県に毎年足を運んでおりましたが今回始めて『忍野八海』を訪れました。

ということで、始めて訪れた『忍野八海』を全てまわってきましたので、「忍野村公式観光ホームページ」を参照、抜粋して『忍野八海』を1番霊場から順に8番霊場まで紹介していきます。

↑こちらの画像は『忍野八海』としては有名な『中池』の画像ですが、『忍野八海』のひとつとしては数えられません。人口の池となっていますが、とてもキレイな池です。

『忍野八海』には、その名の通り8つの池があります。天然記念物である『忍野八海』は、富士山の伏流水に水源を発する湧水池です。

富士信仰の古跡霊場や富士道者の禊ぎの場の歴史や伝説、富士山域を背景とした風致の優れた水景を保有する『忍野八海』は、世界遺産富士山の構成資産の一部として認定されました。

それでは、世界遺産でもある『忍野八海』を1番霊場から順番に紹介していきますが、我々夫婦は実際は順不同で散策しました。実際は1番から順にまわると効率が悪いかもしれませんので、訪れる際は地図などを確認して効率の良い順番で散策してください。

1番霊場 出口池(でぐちいけ)

忍野八海の中で一つだけ離れた場所にあり、最も面積が広い池です。後方はすぐ山となり、ちょうど池を見下ろす林の中に『出口稲荷大明神』の神社があります。周りには売店もなく、観光客の数もぐっと少ないので、最も自然的な姿を見ることができます。

実際に訪れると、賑わっている中心地から15分〜20分程度歩いた先に『出口池』はあります。少し離れた場所にあることもありここを訪れずに帰ってしまう観光客もいるそうです。たしかに、我々夫婦が訪れた際には観光客は誰もおらず非常に静かで気持ちの良い時を過ごせました。

2番霊場 お釜池(おかまいけ)

忍野八海の中で最も小さな池です。バイカモが揺れ動く景色や水深の青さを鑑賞できます。

非常に小さい池でしたが、中心は不自然にポッカリと空いた部分があり水深が4mもあるそうです。水が澄んでいるせいで遠近が錯覚を覚える不思議な池でした。

3番霊場 底抜池(そこなしいけ)

「はんの木林資料館」の入口から古民具などを展示する建物を通り過ぎ、敷地の一番奥のとちの木の大木や樹林が生い茂る静かな場所にあります。

泳いでいる魚が浮いているように見えるほど水が澄んでいます。

ここは、資料館の奥にある池で入場料が¥300かかります。他の池は全て無料で見てまわれますが、すべて観ようと思うと入場料を払う必要があります。

4番霊場 銚子池(ちょうしいけ)

湧池から阿原川沿い脇の草地のなかにひっそりとあります。池の底の砂地から水が湧いているのがよく見えます。

川に繋がっているわけではなく、ため池のような池ですが、湧き水のおかげでよどみなく澄んだ池です。

5番霊場 湧池(わくいけ)

忍野八海の中で一番賑やかな通りに面する池です。土産物屋が立ち並び、向かいには水車小屋があります。湧水量も豊富で、揺れ動く水面や深い水底の景観が美しく、忍野八海を代表する池です。

観光客で一番賑わっている池でゆっくり観ようと思うのであれば平日や、朝に訪れるのがよさそうです。

6番霊場 濁池(にごりいけ)

湧池に隣接し、阿原川と合流しています。名前は濁池ですが、今では井戸水が流入しているため濁っていません。池底からごく少量ですが湧水が確認されています。

川の流れがしっかりあるので、その名の通り濁っているということは一切なく非常に美しい池です。

7番霊場 鏡池(かがみいけ)

湧池から続く賑やかな通りの北側にあり、鏡池は湧水がとても少ないです。この池は条件が整えば、水面にはっきりと富士山が映り込み、見事な逆さ富士を見ることができます。

この日は雲の多い天気だったため逆さ富士は見ることが出来ませんでした。

8番霊場 菖蒲池(しょうぶいけ)

菖蒲池は鏡池の東側にあり、大人の背丈ほどに成長したショウブ(サトイモ科)と外来種であるキショウブ(アヤメ科)等の植物がみられます。奥には八海菖蒲池公園があります。

我々夫婦が最初に訪れた池でした。『忍野八海』は小さな池ばかりなので、はじめこの池が『忍野八海』のひとつだと気づきませんでした(汗)

ということで、いかがでしたでしょうか?これから『忍野八海』を訪れるお役に立てばと思います。全ての池をゆっくり観て回るとおおよそ2時間ぐらいです。それほど時間がかかるわけではないので、訪れた際はすべての池を観ていただくと良いと思います。それぞれ大きさ、深さ、青さなどが違いキレイな湧水池を堪能できます。

今回は、ここまで

ありがとうございます。

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